税金が少ない。…逆に怖い。

税理士の田辺亮介でございます。
令和7年度の所得税確定申告シーズンが始まりました。
毎年この時期になると、「今年もこの季節が来たな」と感じる方も多いのではないでしょうか。
今年の確定申告は、例年と少し空気が違います。
実際に申告書を作成していると、
「あれ、税金がいつもより少ない?」
「去年は納税だったのに、今年は還付になっている」
と感じるケースがちらほら見られます。
その理由は、基礎控除の改正です。
これまで48万円だった基礎控除が、令和7年度から最大95万円に引き上げられました。
ニュースで聞いたことはあっても、「自分にどれくらい影響があるのか」は、なかなか実感しづらかったかもしれません。
ところが、実際に計算してみるとその差は意外と大きく、
課税対象となる所得がしっかり減っていることが分かります。
思わず「計算を間違えたかな?」と見直してしまうほどです。
今年の確定申告は、数字を通して「減税」を実感しやすい年になりそうです。
これまで税金は増える一方という印象を持っていた方にとっては、少しだけ明るい話題かもしれません。
申告が必要な方は、ぜひ一度、今年の計算結果を落ち着いて見てみてください。
例年とは少し違う“手応え”を感じられる可能性があります。

